ファラオ・ハウンドは~バセンジーと血縁関係にあるとか
交配されとったとかゆわれてマンニャワ!!

古代アフリカン・ハウンドの子孫で
5000年前のエジプト王の墓の中に
ファラオ・ハウンドと似た犬が描かれているから
ファラオに飼われとった犬ってゆわれてんねん
19番目のエジプト王朝時代(紀元前1293年~1185年頃)の狩猟の記録で
『この赤褐色の長い尾を持つ犬は、夜になると狩りをするために丘の上のスタート地点に向かう。狩りになるとこの犬は、いつも真っ先にそこに赴き、神のごとく顔を光り輝かせ、これから始まる狩りを思って喜びに興奮するのだ。』
ってゆう文章が残されとって
これが~ファラオ・ハウンドがエジプト時代におった証拠ってゆわれてマンニャワ!!

ファラオ・ハウンドは興奮したら
鼻と耳に血液が集中して
顔全体が紅潮するんやけど~そのコトやってゆわれてんねん
ちょっとこじつけっぽいけどな!!
今でもファラオ・ハウンドは「顔を赤らめる犬」として有名でオマス
ファラオ・ハウンドは“原始犬”のひとつってゆわれ
3000年以上~外貌はほとんど変わってへんねん
エジプトのファラオの墓に描かれているジャッカル神のアヌビスや
古代ギリシャの芸術作品のなかに描かれている
犬たちにも似てるってゆわれてるねん
中東の遺跡ではこの犬種の体形に近い遺骨も発掘されてマンニャワ
それがホンマやったら~最も古くから飼われとった犬の一つってゆうコトやな
バセンジーと一緒やな~!!
やっぱり~猟犬やってんて

ファラオ・ハウンドの
魅力的な琥珀色の目が
愛犬家から人気があんねん

約2000年前に
海洋民族であるフェニキア商人らに
ギリシャや北アフリカのマルタ島、島ゴーゾ島、シチリア島に持ち込まれて
大陸から隔絶された狭い島におったから~純潔性を保って来たとゆうわけやな
そうゆう理由で
ファラオ・ハウンドは古代エジプト時代とほとんど変わらへんねん
より純粋なんは~ゴーゾ島に多いとゆわれとって
マルタ島やゴーゾ島では
マルタ語で「ケルブ・タル・フェネック(ウサギ犬)」と呼ばれ
主にウサギ狩りで活躍しとってん

狩りが始まると何頭かの
ファラオ・ハウンドが
夜にウサギの臭いを追跡させるために放たれます
ほんで~ウサギが石壁のなかや
岩の割れ目に隠れているのを見つけて
その居場所を吠えて知らせんねん
そこに~鈴をつけたフェレットが放たれて狭い場所まで入り込んでウサギを追い詰めて
ウサギが外へ飛び出したところを待ち構えていた犬がしとめるといった具合でオマシタ
マルタ島ではウサギ狩りの猟犬としていっぱい飼われとってん
ファラオ・ハウンドの起源はその外貌から
イビザン・ハウンドと同じって考えられてんねん
ファラオ・ハウンドは1979年にマルタの国犬に指定されてマンネン
ファラオ・ハウンドは1930年代から1960年代に
ゴーゾ島からイギリスに連れて行かれ
その後アメリカに渡って~1983年にAKCに認定されてん
ただ~最近多くの犬種のDNA遺伝子配列を調査して
イビザン・ハウンドやファラオ・ハウンドは
過去数百年の歴史しかない新しい犬種って発表されてもてん
この科学調査が正しかったら~犬の歴史が変わるな~!!