バセンジーってこんな犬だ!

遥か太古の昔、ファラオに愛されたバセンジー ~ バセンジーは永遠には自由だ!!


バセンジーってこんな犬だ!!

バセンジーは1895年に発見されるまで、地上には存在しない犬でした。エジプト文明の終わりとともに、絶滅した犬と思われていました。

そんなバセンジーでも発見されたときに、欧米の人々はバセンジーを、「人類が求める理想の犬」と言い切っています!!

バセンジー犬クラブ

バセンジー犬クラブ  バセンジーだけでなく、動物を飼っているみんなのクラブですよ!

2010年3月10日水曜日

犬パルボウィルス感染症とは

※犬パルボウィルス感染症とは

1978年にアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリス等で発症されたのが始まりと言われています
1976年以前に感染の報告はなかったのですが、その後数年間で全世界に爆発的に広がりました
日本でも、原因不明の病気で子犬がばたばたと倒れて死亡する症例が相次いだため
「ポックリ病」「コロリ病」として恐れられました

その後の調査で犬パルボウイルスが原因であることが判明しました
ウイルスの種類や構造自体はそれ以前から知られていた猫パルボウイルスと同一で
猫パルボウイルスの突然変異であると考えられていますが証明はされていません

パルボウィルスの感染ルートは大変多く
感染した犬の吐物や排泄物に大量に含まれているため
泥・ほこりと共にあらゆる所にばらまかれ経口感染します
感染した犬との接触だけではなく
ウイルスが付着した衣服などによる感染やノミによっての媒介
更には人間の靴などについて運ばれるとも考えられています
そのため、公園、ペットショップや動物病院等で
感染力を保持したままのパルボウィルスが存在した場合
室内で飼っているからと安心はできません

妊娠中の母犬が感染した場合、胎盤を経由して胎児も感染するため
死産や流産を引き起こします
このとき、母犬の症状が軽いため、パルボウイルス感染によるものと気づかれないことがあります
それが原因で広まる恐れもあります


<特徴>死亡率が高い。

パルボウイルス感染症には「腸炎型」と「心筋炎型」の2種類があります

※心筋炎型

生後3週間位で感染すると心臓を直撃されあっという間に死ぬ

血液とともに流れたウィルスは最初に心筋細胞、それ以降では腸陰窩細胞や骨髄細胞などを破壊します
心筋細胞が破壊されれば心筋炎を起こし心不全により突然死します
このため子犬は、心筋型の経過をとって突然死し
イヌパルボウイルス感染症と気づかれないこともあります


※腸炎型
全身症状 : 食欲減退、元気減退、脱水症状、発熱
消化器症状 : 激しい嘔吐、出血性下痢
腸管の様子 : 小腸のジュウ毛(ヒダ)の基底の細胞に感染
その他 : 白血球の減少


腸炎型では、腸陰窩細胞が破壊されることで正常な腸粘膜形成ができなくなり
嘔吐、下痢やトマトジュースのような水様性粘血便をすることがあります

骨髄細胞の破壊が進行することにより白血球数が激減します
このために対症療法では対処できなくなり敗血症にかかったりします
同時に、腸粘膜下織の毛細血管の破綻による出血などの要因が重なって、多臓器不全により斃死します
斃死とは、行き倒れるなどの突然死のことを言います


このウイルスは感染力が極めて強く
ワクチン開発によりその勢力はかなり治まりましたが
現在でも死亡率の高い伝染病です
ワクチンを接種してないで免疫のない子犬がかかった場合
心臓に病変が生じ2~3時間から1~2日で急死する事もあります


感染後、2~12日間の潜伏期間の後に発症しますが
通常は、4~5日ぐらいで発症することが多いようです
4~6週齢以降の子犬では、食欲不振、元気消失、嘔吐、下痢などの症状が現れ始めます
徐々に食欲がなくなりますが、発熱については個体差があります
感染後適切な治療を受けた場合、約5~7日で免疫ができるため
その時期から快方に向かう事も期待できますが
治療が遅れると大変高い確率で死亡するとされている怖い病気ですので異変を感じた場合
すぐに適切な治療を行う事が大切です


<診断は>

元気消失や嘔吐、下痢、特徴的な水様性血便などの徴候と
糞尿中からウイルス抗原を検出するELISAキットを用いる方法が一般的です
血液検査で白血球数の減少を確認することなどによっても疑うことができます
イヌパルボウイルス感染症と診断されたら
ただちに他の犬から隔離し、適切な対症療法を開始しなければいけません


<治療の方法>

イヌパルボウイルス感染症の治療には、現在のところ特効薬はありません
支持療法、対症療法のみが治療方法です
また、嘔吐や下痢により失われた体内の水分や電解質を補給する点滴治療(輸液療法)や
腸内細菌による二次感染を抑制するための抗生物質投与がおこなわれます

また、血清療法といって他の犬の血清を注射する治療法もあり
犬自身の免疫力を保つ手助けをする効果を期待して
猫インターフェロン製剤の投与が行われることが多いようです
これは失われた栄養分の補給に十分効果があります


<予防方法は>

非常に感染力が強いウイルスで、環境耐性も強いため
酸やアルカリや各種溶剤および摂氏50度までの熱に耐性があり、60℃に熱しても1時間は死滅しません
アルコールやクレゾール・石炭酸・逆性石鹸などの普通の消毒薬では効果がありません

高濃度次亜塩素酸ナトリウム、ホルムアルデヒドやホルマリンなどを使わなければ不活化出来ないのです
環境中で6ヶ月~2年感染性を維持すると言われています

家庭用では煮沸消毒をするケースか薬局で市販されています
次亜塩素酸ナトリウム溶液を約30倍に薄めて使用するのが有効的です

現在、最も効果があるとされているのは動物用医薬品「アンテックビルコンS」だと言われています

あとは、ワクチンの接種を必ずすることです
幼犬時に犬パルボ不活性化ワクチンを3~4週間隔で2回注射して
その後半年後とに追加接種を行なう事により予防する事ができます
このウイルスは伝播力が大変強いため、他犬との接触を経つ事だけで予防するのは困難です
必ずワクチンを接種しましょう


体内に侵入したウイルスを完全に排除することはできないため
これらの治療を行っても生存は保証できません
発症した犬が生き残るかどうかは早期の診断と犬の体力・免疫力にかかっています




私が病院で購入した上の写真のスプレーはパルボウィルスを瞬時に殺すことができます
人間の皮膚には安全が確認されているので、子犬や赤ちゃんがいても安心です
普段からの消臭除菌にお勧めです

6 件のコメント:

  1. いちごちゃん、小さな体で一生懸命頑張ってますね~!!
    わん太郎さんたちも会えないのつらいでしょうけど、辛抱ですね・・・。。
    とにかく、いちごちゃんが少しずつでも回復に向かうことを祈っています!!

    家が使ってる除菌スプレーもパルボ・ジステンバー・コロナ・アデノの各ウイルスの感染予防が出来るものを使ってますよ~!!

    返信削除
  2. 我が家もチビちゃんたちがいるので注意を払わないといけませんよね!!

    いちごちゃんがんばって!!

    返信削除
  3. 大変心配なことですね。後はいちごちゃんの生命力次第ということなんでしょうか。小さい体で頑張ってる姿が痛々しいですが、是非よくなってと願わずにはいられません。
    きっと元気になれますように!

    返信削除
  4. まいど^^)

    ルビママ~

    使ってんねんや

    こうゆうのん使わなアカンな!!


    ほな また〆

    返信削除
  5. まいど^^)

    まぁーこさん~

    獣医さんから連絡があってん

    今日、いちごに会いに行きます

    やばいかもw


    ほな また〆

    返信削除
  6. まいど^^)

    タイソンママ~

    日替わりで、調子が良くなったり

    悪くなったりしてんねんww


    ほな また〆

    返信削除

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